奈良磐雄の日記・NEW

今日一日何を食べて何をしたか

町内の若者が餅つきをした


つきたてのお餅の柔らな手触りと、腰のある歯ごたえ。日本人として忘れて欲しくない感覚の一つだ。
町内のソフトボール同好会の若者たちが、かつて親が年末にやってくれていた餅つきをやりたいと結集した。毎年、池田東小学校校庭では少年補導委員会が子どもやお年寄りのためにやっている年末餅つき大会で、そのやり方を見て、大体は覚えているものの、いざ自分たちだけでやるとなるとさあ大変。段取りと後片付けが良ければ全て善しと言われるが、その準備は想像以上にこまごまとした品揃えが必要。町内の長老にアドバイスをもらいながら、なんとか一臼目の餅がつき上がった時は喜びもひとしおだった。それぞれの家から持参した餅米を、互いに協力してつき上げ、小餅に丸める作業も、数をこなすほど徐々にうまくなっていった。機械でついたパック入りの餅もあるが、みんなでついた手づくり餅の味はひと味もふた味も違っている。このことを彼らの子どもたちにも伝えることが出来ればさらにうれしい。来年は我が家の餅も彼らと一緒につこうかと思う。