奈良磐雄の日記・NEW

今日一日何を食べて何をしたか

まったりと過ごした日曜日

素晴らしく晴れた日曜日、10時まで朝寝坊を決めた。


おうちで遅い時間の昼ごはんは「オリジナル漬物づくしピラフ」をいただいた。

池田東自主防災会の28年度収支決算書類を作成。

午後3時から、パートナーと食料買い付けにMomo terraceへ。日曜だけに駐車場も一杯で駐車まで少し手間取った。


おうちで晩ごはんは、パートナーのリクエストで「お好み鉄板焼き」をいただいた。

食事中、「火の用心の夜回りキット」を持って当番を終えた会員が訪ねてきた。そして「次年度から町内会を退会したい」との意思表示があり、理由を聞いたところ「子どもが中学生になり、町内会行事との関わりも無くなったので、これ以上入っているメリットがないと考えるので」とのこと。地域住民の世代交代が進み、価値観の多様化が認められる中、隣人関係が希薄になり(特に集合住宅ではほぼ孤立状態に甘んじている)、町内会の存在意義は子ども対象の行事との接点しかなく、その接点に必要性が無くなれば、町内会の組長役が回ってくれば負担になるだけで、日常生活をしていく上で町内会に入っていなくても支障が無いから退会すると考える。子どもの教育費・生活費(ローン生活)のため、あるいは介護のための時間も加わり、共働きせざるを得なく、時間・生活にゆとりを生み出せなくなってしまった経済優先の社会。町内会活動が停止した場合、本当に困るのは誰なのか?、人の力を必要とする時、人のために普段から動いておかないと動いてもらえない、ということがイメージできないまま育ってしまった人が多い社会。大きな災害が発生し、地域力だけが頼りになる事態が発生する可能性も高くなっており、それに備えた連帯力を日頃から構築しておく必要があるという理由だけでは、孤立化を止めきれない状態が近づいている。このような現状分析を30分以上の立ち話でやりとりし、残留再考を期待して別れた。安心・安全で豊かな社会とはどのような社会なのか?与えられるものでは無く、つくっていかなくてはならない。
「夕食に鉄板焼きでワインが飲める生活」はすごく豊かな生活で感謝しなければならないのだが…、大きなものが胸につかえたままだ…。